中古物件購入に伴う登記がおトクに?相続不動産売却も
■税率1.7%ダウン!
マイホームとして中古物件を買う際※1、ある条件を満たすと、建物※2の名義変更の際にかかる登録免許税が2%から0.3%になり、お得です(租税特措法73条)。
※1 「住宅用家屋」といいます。俗に「住専」とも。
※2 土地は1.5%
例えば固定資産評価額が500万円の建物であれば、10万円から1万5000円になる計算ですので、家具・家電などにも何かとお金のかかるマイホーム購入においては適用されるとうれしい減税ですよね。
ではその条件とは、何でしょうか?
それは
・築年数は木造20年
・その他(コンクリート造等)は25年以内
であることです(2022年3月現在)。
■大幅緩和・築40年でも?
ですが、2022年4月1日より、この要件が大幅に緩和されます。
※令和4年度税制改革大綱P19に記載されており、国会通過が待たれています。
何と1982年以降に建築された建物なら、全て適用される、とあります。
つまり築40年の建物でもおトクに買えるようになる、ということ。
マイホームを買いたい人はもちろん、「古い割に買うのに経費がかかるだろうから」と親から相続した実家を売ることをためらっていた方にもチャンスかも知れません。
当事務所では不動産業者の紹介も行っていますので、ぜひご相談ください。